韓国の人気ニキビ薬「アクノンクリーム」の成分・効果・使い方


韓国の薬局では処方せんがなくても買える色んなニキビ薬があります。その中でも最近副作用が少なく、効果がよくて評判のアクノンクリームを紹介してみたいと思います。

アクノンクリームとは?

アクノンクリーム
アクノンクリーム

ノスカナゲルと同じく、韓国の東亞製薬から発売されたニキビの塗り薬です。最近東亞製薬は皮膚関係の薬を開発するのにかなり力を入れていますが、その延長線上にある薬と言っても過言ではないですね。

ノスカナゲルはニキビ「跡」に使う薬ですが、アクノンクリームはニキビそのものの治療薬です。ネーミングもニキビを意味する「アクネ」に、無を意味する「ノン」を合体し、アクノンという名前になりました。

アクノンクリームの成分

ニキビは大きく分類すると、炎症性ニキビと非炎症性ニキビの2種類に分けられます。非炎症性ニキビは、皮脂や角質が毛穴をせき止めて発生します。以後、その中に細菌が侵入して、菌による炎症がひどくなると炎症性ニキビになります。

なので、ニキビ薬には、皮脂の生成を止め、角質や皮脂を溶かす成分と、もし炎症性ニキビになった場合は、その原因になる菌を殺す成分が配合されてるのが多いです。

アクノンクリームの中心成分は2つあります。

  • イブプロフェンピコノール(Ibuprofen piconol)
  • イソプロピルメチルフェノール(Isopropylmethylphenol;IPMP)

イブプロフェンピコノールには、肌の炎症を治まる抗炎作用があります。そして、イソプロピルメチルフェノールは、抗生剤ではないですが、抗菌作用があって、ニキビの原因になるP.acne菌を殺す効果があります。

アクノンクリームの効果

アクノンクリーム-効果
アクノンクリームの効果

アクノンクリームは、ニキビ(赤ニキビ)、吹き出物、化膿性ニキビによく効きます。マスク荒れによる吹き出物などにも使えます。

アクノンクリームの使い方

アクノンクリームの成分は肌にとても優しく、1日何回使っても構わないです。より効果的に使うためには、せっけんなどを使って洗顔した後に塗るのがおすすめです。


注意点

  • ニキビや吹き出物などのみお使いください。肌の傷や火傷に使うのはおやめください。
  • 目に入らないようにご注意ください。
  • 角質を溶かす作用はないので、非炎症性ニキビには効果があまりない場合もあります。

東亞製薬のアクノンクリームは、比較的副作用が少なく、炎症性ニキビによく効きますので最近人気の塗り薬です。使い方として洗顔後に塗るのがより効果的です。非炎症性ニキビには効果がない場合もありますので、ご参考ください。


参考資料약학정보원 ‘애크논 크림’