肌のブツブツ、いわゆる「毛孔性角化症」は、多くの方々の肌の悩みの一つですよね。 私も足首や二の腕にブツブツがひどくてコンプレックスになった時もありました。今は90%以上良くなって自信を持って半袖を着ることができます！ 今日は韓国の薬剤師が毛孔性角化症におすすめする韓国の薬をを紹介してみたいと思います。
ブツブツ肌の原因は?
サメ肌とも呼ばれる毛孔性角化症は遺伝的に発生すると知られていますが、正確な原因はまだ明らかにされていません。 シャワーを浴びすぎたり、繰り返し強く垢を落としたり、室内温度を上げすぎて空気中の湿度が比較的に低くなると、肌の弱い部分の毛穴が荒れてしまいます。 太ももやお腹の肌が痒くなったり、ひどく掻くと毛穴が目立ち、ぶつぶつになります。 思春期によく発生すると言われています。 肥満の人、アトピー性皮膚炎(胎熱)の人、皮膚が乾燥した人に多く発生し、特に湿度が低い冬に多く発生します。
韓国で人気のブツブツ薬
薬剤師として、私が愛用しているのはこの二つの薬です。処方せんがなくても、普通に薬局で買える薬であります。薬の名前は「Clearteen外用液(클리어틴 외용액)」と、「ユリアクリーム(유리아 크림)」ですね。成分をみると、Clearteenはサリチル酸、ユリアクリームは20％尿素になっています。
Clearteen外用液
よく「ニキビの薬」として知られているサリチル酸成分は、毛穴を塞いでいる角質を取り除き、毛孔性角化症にもよく効きます。特に欧米皮膚科学会(AAD)のブツブツホームケアのガイドラインにも、角質溶解の成分としておすすめされてる成分の一つでもあります。韓国では「clearteen外用液」という名前の市販薬があります。
あまりに頻繁に使ってしまうと逆にお肌が乾燥し、刺激を受けやすくなります。私の場合これは1日1回だけ使いました。
ユリアクリーム
ユリアクリームには尿素が20％入っています。普通化粧品のフットクリームなどには最大10％ぐらいしか入ってるのに比べ、20％の尿素が配合され角質溶解の効果が抜群です。尿素も欧米皮膚科学会(AAD)のブツブツホームケアのガイドラインに成分であります。私の場合、1日2～3回使いました。
薬局によってこのユリアクリームじゃなくても、他の製薬会社の製品があるかもしれません。韓国では通常「尿素」とは言わず、よく「ウレア(우레아)」と言いますので、薬局で「ウレアクリームジュセヨ(尿素クリームをください)」と言ったら分かると思います。
使い方
私の場合、シャワーを浴びた後やお風呂上りに保湿クリームをたっぷり塗って、10分ほど後全て吸収されたらclearteenをトントンして軽く塗ります。また10分ほど後にユリアクリームを塗る形で使いました。ユリアクリームの場合は、日常生活でちょっと乾燥感があったりすると追加で塗ったりします。尿素の場合、お顔に使うと刺激感のある場合もありますのでご注意ください。
注意事項
ブツブツ肌の場合、保湿クリームを選択するときなるべくオイルフリーやノンコメドジェニックなど毛穴を塞がない製品を選んだ方が大事です。垢すりや物理的なスクラブは逆効果になりますのでご注意ください。